2022/05/11
5月11日(水)、令和4年度通信制課程の釈尊降誕会を、しめやかにお勤めしました。






まず生徒代表による灌仏(かんぶつ)を行いました。
そのあと、昨年に続き、宗教科の宗英俊先生にお話をしていただきました。
お釈迦様は誕生してすぐに7歩あゆみ、右手で天を左手で地を指さし、「天上天下唯我独尊」と言ったそうです。宗先生は、その内容に触れながら、「この世で一番尊いものはわたしのいのち」であり、わたしを生かそう、育てようという働きかけをしてくれる「まわりのいのちも尊い」と話されました。そして、互いに育てあう尊いいのちの世界を生きているということを感じ、お釈迦様が歩まれた7歩目に進んで、「本当のことに眼をむけさせてくれる働きかけ」の大切さについて教えてくださいました。

最後に、宗先生は、『本当のことに眼をむけさせてくれる働きかけは、「隣のお友達」「ここにある花」「人だけじゃなくていろいろな物」からもとどいてきます。わたしと関わっている人もわたしによって育っている』とおっしゃり、「わたしがわたしのままでいるだけで尊い」ということを考えてみよう」と呼び掛けて法話を終わらせました。
たくさんの生徒のみなさんが持ち寄ってくださったお陰で、色とりどりのお花に囲まれて、釈尊降誕会をお勤めすることができました。
ありがとうございました。