飯田の和菓子と歴史を学ぶ

今年度の探究活動は、南信州の強みを伸ばして魅力ある地域にするにはどうするべきかをテーマに取り組みます。

今日は地域の食文化に焦点をあて、信州飯田の菓房「田月」社長の城田茂様と飯田市地域振興課の板倉聖司様を講師に、「飯田の和菓子と歴史」についてお話を伺いました。

飯田の和菓子と歴史を学ぶ
田月さんの和菓子

飯田の和菓子と歴史を学ぶ
講師の城田茂様

城田様は、「文化」をキーワードに奈良時代から江戸時代までの飯田下伊那の歴史、養蚕地帯として栄えた明治・大正時代の菓子業者が250軒を超えた全盛期、そしてお茶と和菓子の歴史と関係について話してくださいました。そして、戦後から現在に至る地場産業としての半生菓子について教えてくださいました。

飯田の和菓子と歴史を学ぶ
受講した生徒は40名。
やや窮屈な状態でしたが、聞く生徒の真剣なまなざしと必死にメモを取る姿に成長を感じました。

お話が終わると落雁(らくがん)の実演と体験。
緊張がほどけ笑顔の生徒がかわいらしく見えました。

飯田の和菓子と歴史を学ぶ

飯田の和菓子と歴史を学ぶ

飯田の和菓子と歴史を学ぶ

2つずつ田月さんの袋に入れて持ち帰りました。
その場で食べた生徒は「上品な味がする」と言っていました。


熊谷教頭は、半生菓子が地場産業になるきっかけが「栗しぐれ」のヒットだと伺い、幼き日を思い出したそうです。来客には「栗しぐれ」だったなあと。食べないで早く帰ってくれないかなと思っていたそうです。

お話を通して地域の文化・芸能・伝統に興味関心を持ち、それぞれのテーマのもと探究を深めて欲しいと思います。

城田様、板倉様ありがとうございました。

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