3月14日（土）後期卒業式が行われました。

　今回の卒業生は19名。　新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、式は卒業生と職員のみとなり、式場は視聴覚室から教室へと変更されての実施でした。
　


　担任の呼名によってひとりずつ演台に向かい卒業証書を受け取る間、教室内は凜とした緊張感に包まれていました。　学校長式辞では、卒業生に「今日を精一杯生きよう、私に与えられた今日を」という言葉が贈られ、学園理事長からは、この日出席者全員がしているマスクを例に挙げ、「まわりの人のために何ができるか」という生き方の意味について説いた、はなむけの言葉が贈られました。　これに対し、卒業生の代表生徒からは、在学期間を振り返り、思いがけず話しかけられた友人の笑顔やあいさつによって自分のかたくなな心がほだされ、喜びや人間関係の広がりを体験できたことをあげ、母校や恩師への感謝の言葉としました。　たった21分の短い式でしたが、思いやりにあふれた式でした。　その後のHRでは、卒業生達は、担任教師の話に聞き入ったり、記念写真を撮ったりして別れを惜しんでいました。
　これで通信制の卒業生の累計は37名になりました。