報恩講の日(パートⅠ)
2019/11/15
11月14日(木)は全日制の報恩講の日です。 報恩講とは、親鸞聖人の命日(史実は旧暦11月28日)を機縁として、「いのち」について考える日です。 この日は午前中授業をして、大掃除、そして午後にこの報恩講の集いがひらかれます。
この日通信制は休校だったので、掃除を全日制の生徒に手伝ってもらいました。
雑巾を水でもみ出して、しぼって手のひらで押さえつけて床をしっかりと拭いてゆきます。

戸の敷居のレールも汚れを拭き取ります。

そのうち、ある生徒がにわかに声を立てました。
「あっ!ふいたところがこんなによごれてるーっ!」

そのとき、職員室にある、額のことを思い出しました。

この言葉は、前々々校長 高松信英先生が、全校朝礼で紹介した大切な言葉です。
ぞうきんは ほかのよごれをいっしょうけんめい拭いて 自分はよごれにまみれている
仏教詩人 榎本栄一(えのもとえいいち)さんの言葉です。
この生徒にはこのことを伝えられませんでしたが、報恩講の日にふさわしい時間を過ごせました。
(パートⅡにつづく)
この日通信制は休校だったので、掃除を全日制の生徒に手伝ってもらいました。
雑巾を水でもみ出して、しぼって手のひらで押さえつけて床をしっかりと拭いてゆきます。
戸の敷居のレールも汚れを拭き取ります。
そのうち、ある生徒がにわかに声を立てました。
「あっ!ふいたところがこんなによごれてるーっ!」
そのとき、職員室にある、額のことを思い出しました。
この言葉は、前々々校長 高松信英先生が、全校朝礼で紹介した大切な言葉です。
ぞうきんは ほかのよごれをいっしょうけんめい拭いて 自分はよごれにまみれている
仏教詩人 榎本栄一(えのもとえいいち)さんの言葉です。
この生徒にはこのことを伝えられませんでしたが、報恩講の日にふさわしい時間を過ごせました。
(パートⅡにつづく)