連休明けの5日の始業前、理科の先生がなにやら根のついた植物を大量に持ってきました。　



この植物、先生が栽培した落花生で、先生は土から根こそぎ抜き取られたままの落花生を前にすると、すぐさま実の摘み取り作業を開始しました。　　登校した生徒たちも先生の呼びかけでこの作業に参加、校舎前はにわかに活気づきました。　




先生の解説によると、根の部分に結実する落花生は、根に根粒菌という細菌が共生しており、空気中の窒素を固定し、アミノ酸や亜硝酸を植物に供給し、その一方で落花生が光合成で生産した炭水化物を得ているのだそうです。　この時期になると始まる理科の先生のこの行動は、このような生物の学びの一環だったのです。　

なお、この落花生は、学習後、ゆでられてみんなの胃袋に入る予定です。