掃除機のはなし
通信制校舎には掃除機が二台配備されています。
写真のタイプのものは古いもので、今から二十数年前、当時の美化の係だった体育科のO先生の発案で学校の清掃に数台の業務用大型掃除機が導入されたのが始まりです。 しかし、重いのに加えて運びづらかったため、社会科のM先生手作りのキャスターと持ち運び用の取っ手付きの専用収納箱が用意されました。 箱の側面には、掃除機を使うクラスの予定表が貼られ、これに従って、数台の掃除機が一日交替でクラスからクラスへバトンタッチされ掃除に活用されました。
また、掃除機は、定期的に中に吸い込んだほこりやゴミを掃除する必要があります。 写真は本年5月に通信制校舎前足洗い場で掃除機内を清掃し、ゴミの収納袋やフィルターを洗って漂白したときのものです。 一晩つけ込んだら、タライの底に汚れが沈殿していました。
どんなに便利な掃除機でも、最終的には、人が手を汚してほこりやゴミを取らなければ隅々まできれいになったとはいえません。 だから、どんなに優れた機械が発明されても、ゴミを手で拾ったり、汚れを拭くといういとなみは、人間にとってとても大切なものなのでしょう。(n)
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