報恩講の日(パートⅢ)
11月21日(木)通信制の報恩講がお勤めされました。
今年の法話の講師は、姉妹校である伊那西高等学校宗教科の狐野正遵先生です。 真宗宗歌斉唱、礼拝の後、講師の先生が紹介され、法話が始まりました。
狐野先生は、私たちが日頃から「自分の都合」で物事を見ていることを身近なたとえや例を挙げて指摘され、用意されたプリントに沿って話をすすめられました。
プリントには4つのテーマが紹介されており、最初の「人間」から最後の「報恩講カード」にある「出遇い」についてまで、先生は、時折生徒たちへの質問も交えて丁寧にお話しをしてくださいました。 生徒たちもそれに応え、手を上げたり回答したりと会場は「学びたい」という空気に包まれました。 わずかな時間でしたが、参加した生徒のみなさんや先生方にとって充実したひとときになりました。(n)
今年度報恩講カードの言葉
遇いがたくして今、遇うことを得たり。
聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。
( 『教行信証』*より)
*宗祖親鸞の著書。親鸞の教えが記されている。
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