どこかでだれかが(その2)
通信制の生徒は、全員、西通用門を通って登校しています。 西通用門は、上郷小学校との境界にある門のことで、生徒たちは門に入って左手の小学校の校舎や井水、右手の本校本館や体育館などを眺めながら直進します。 学校に秋が訪れてからこの近辺は、木の葉が毎日のように舞い散って道端にたまります。
ところがここは、「落ち葉がたくさん散り敷いたなあ」と思っていると、次の日には、きれいになっています。 全日制の6時限後の掃除でももちろん掃きますが、その後落ちた葉っぱまで、気づくときれいになっているのです。 先週の上郷小学校のマラソン大会の時も、朝積もっていた落ち葉が、マラソンのスタートの時には、すでに葉っぱがありませんでした。
どこかでだれかがきれいに掃いてくれている。
どこかでだれかが支えてくれている。
そのことを忘れずに毎日を過ごし、自分もできるところで周りを支えられたら、と思いました。(n)
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