ナツツバキとあじさい

飯田女子高等学校 通信制課程

2018年06月12日 18:00

 今日、通信制課程のある特別棟の西側を通りかかって気がつきました。

ナツツバキ(夏椿)の花がちょうど咲き始めました。


ナツツバキは日本の古典、平家物語に出てくるはかない花の代表格、娑羅双樹(シャラソウジュ)のことです。まだ硬そうな数多くのつぼみの中で、開きはじめた柔らかそうな白い花がいくつか見られました。


また、同じ場所ではあじさいも咲き始めました。


この花の一枚一枚は花弁のように見えますが、実はがくです。
しかも育つ土壌の状態によってがくの形や色が変わるそうです。

与えられた条件の中で懸命に咲く二つの花に、なにか大切なことを教えられたような感じがしました。(n)

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